食事には食べ合わせ、相性などがありますね。
有名なお酒×食べ物という組み合わせだと
- ワインにはチーズ
- 刺身には日本酒
- ビールに枝豆 など
確かに寿司屋に行ったら日本酒飲んじゃいますよね。笑
ただ、カクテルに関してはとても難しいなと思いました。
- 色々な物が混ざりあっている
- 味わいの豊富さ
- アルコールの強弱
- 温度や、技法にグラス
つまり無限通りの味わいがあります。
なので今回はカクテルと食事のペアリングについて考えたいと思います。
ペアリングのルール
1.味の強さを合わせる
カクテルと料理のどちらかが強すぎるとバランスが崩れます。軽めの料理にはライトなカクテル、濃厚な料理にはアルコール感のあるカクテルが合います。
2.マッチorコントラスト
- マッチさせる例:柑橘系カクテル × レモンを使った料理
- コントラストの例:甘めのカクテル × スパイシーな料理
○ジンベース
- ジントニック
白身魚や、食中酒として。 - マティーニ
辛口であり度数が高め。
ペアリングの考え方だと、シンプルな素材本来のものと。
例えば牡蠣や、クセが控えめのチーズなど
○ウォッカベース
- ブラッディメアリー
トマト系パスタなど。
これはいわゆるコントラストの考え方ですね。
○テキーラベース
- マルガリータ
タコスなど。
これも有名な組み合わせ。
アガベの独特な風味がメキシカンなスパイシー料理に相性が良い。
長くなりすぎるのでよく飲まれるカクテルのペアリングを幾つか。

○ウイスキーソーダ
唐揚げやチーズなど、ご存知食中酒としても万能。
(個人的に油分が多いもの、時代屋であればビーフジャーキーあたりは最高ですね。笑)
○カンパリ系
生ハム、カプレーゼなど
(塩味と苦味の対比と、苦味と乳製品の中和という感じでしょうか)

○フローズンカクテル
ダイキリ、マルガリータ=濃い味わいのもの
いちごなどのフルーツ系=デザートなどスイーツ
“この料理と相性のいいもの”と、お客様によくオーダーされることが多く、今回ペアリングについて調べてみました。
バーテンダーとしてとても身になる議題でした。笑
ペアリングを題材として改めて認識したのが、時代屋川崎店はオリジナルカクテル、そしてオリジナルの料理も提供しているということ。つまり、実際にいらしてくださったお客さまには当店にしかないペアリングを楽しんでいただくことができます。
この長々とした文章を読んでいただくよりも、ご来店いただき、御身でお感じて頂ければお早いかと。
「今月のカクテルには何が合いますか?」
「今月のパスタに合うカクテルで!」
もし次の機会があれば、
〜時代屋川崎とペアリング〜編にお付き合いいただければと思います。
もっと書きたいことが多かったですが今回はこの辺で。
時代屋オールドオーク川崎店 森脇 雅也