7月ももう終わり夏真っ只中。
毎日の猛暑日やら熱帯夜やらで夏バテになりそうながらも「これが夏だ!この時期のモヒートは美味しいから良し!」と自分を納得させている。
暑さに項垂れながら少し違和感を感じていた。
しかし先日、自然の多い地域に出かけてそれが何かに気付いた。
今年は蝉の鳴き声が少ない。
調べてみると実際にまだ蝉が少ないらしい。
理由ととしては気温、地域によっては梅雨が短く降水量が少なかったため、蝉の幼虫の地中から出るタイミングがずれている可能性があるとのこと。
成虫のわずかな時間のために生涯のほとんどを地中でじっと準備をしてきたのだから、ちゃんと夏のうちに出てきてほしいもの。
最低3年、種類によっては17年も地中でその時を待ち続ける。
これは期限でもある。
改めて考えると途轍もないことだ。
蝉にとってはただの習性や本能かもしれないが、目標があるとて準備や努力し続けるのは容易ではない。
それも期限内に仕上げていかなければならない。
私自身も振り返れば受験や大会、仕事など目標があってそれに向けて準備を重ねた時期もあった。
成功したことも失敗に終わってしまったこともあるが、たしかに勉強や練習が大半で本番なんかあっという間だ。
『木を切るのに8時間与えられたら、私は斧を研ぐのに6時間を費やす』
と準備の大切さを説く偉人の言葉もあったなと思い出す。
蝉のように命を懸けるとまでいかなくても、期限と目標を設定しそれに向かって準備をしていく。
「期限のある人生」で何が出来るか、したいのかをさらに具体的に考えていこうと、これから増えていくであろう蝉の声を聞きながら、、、
と思っていたら時間がきたので、まずは営業の準備を。
こんな御時世だからこそ、皆様とも何かに向かっていく明るいお話ができたらと、それと同時にその中で安らぐことの出来る時間•空間もご提供できたらと思う中野でした。
今宵もきっと熱帯夜。
モヒートやフローズンカクテルの準備をしながらお待ちしております。