鶴見本店の中野です。
関東も梅雨入りしましたね。
この時期になると街中や花屋さんでは紫陽花を見かけるようになります。
季節が変わってその時期の植物を見に行くのが趣味の一つです。
梅雨の時期の代表としてはやはり紫陽花。
神奈川県で紫陽花の名所といえば鎌倉でしょうか。
鎌倉で紫陽花がこれほど有名になった起源には、第二次世界大戦の戦争で荒れ果てた人々の心を慰めるために明月院の住職が紫陽花を植え始めたことがあるようで、これをきっかけに鎌倉の街やお寺に紫陽花が増えていったそうです。
実際に明月院に行ったことがありますが、紫陽花に囲まれた世界は非日常的な空間です。
お寺などの風情のある場所で観るからか、なおさら心が落ち着き、癒やされ、なんだか浄化されていくような。
近年、6月病と呼ばれる精神的に疲弊してしまう状態の方が増えているそうです。
環境が変わる4月から2ヶ月、「これくらい大丈夫」と我慢しながらきて、季節の変わり目、じめじめした梅雨、それによる日照時間の減少といくつもの要因が重なるようです。
今年はコロナが明けて環境が変わった方も多くいることと思います。
気持ちが疲れがちなこの時期ですが、紫陽花を観に気晴らしの散策などいかがでしょうか。
当店も心安らげる空間、お帰りになった後に少しでも気持ちが軽くなっているようなお店を目指してまいります。