我々、たまプラーザ店のスタッフは、2日間、研修旅行に行って参りました。
たまプラーザを朝の5:30に出発して、7:00に羽田空港に集合、飛行機で鹿児島空港に向かいました。
鹿児島県に到着して、お昼ご飯を済ませたら、喜之助蒸留所の見学に向かいました。
空港から鹿児島中央までバスで1時間、そこから電車で30分、車で30分と、乗り継いで移動をしました。
見学開始時間は13:30からだったのですが、交通機関の本数も少ないため、移動が大変でした….。
やっとの思いで喜之助蒸留所に到着すると驚きが。真っ白でキレイな建物がありました。
それもそのはず、2017年に設立したばかりの新しい蒸留所ですので、設備もピカピカ。
歴史のある小正醸造のイメージとは違った蒸留所の姿に心が踊りました。
(1959年から焼酎の製造を行っている会社です)
ウイスキーの味はもちろん、建物も含めてこれからどうなっていくのかと、期待と注目をしてしまう蒸留所でした。
見学が終わったあとは、同じように電車とバスを乗り継ぎ2時間、ホテルにチェックインし、全員で食事をしに向かいました。
鹿児島といえば黒豚。そう思う方も多いと思います。
我々もその一員で、黒豚のしゃぶしゃぶを頂ける「八幡」にお邪魔しました。
しゃぶしゃぶをはじめ、さつま揚げやかんぱちの刺身、焼酎と鹿児島の名産品をありったけ頂きました。
店内も活気があり、すごく居心地の良い空間で全員笑顔で食事を楽しむことができました。
その後は全員でバーを一軒訪れてから解散して各々行きたいお店に行きました。
私も何軒かバーを楽しみました。その中で強く印象に残っているのが「ゆらぎ」という名前のオーセンティックバーです。
店内やバーテンダーさんの雰囲気が、我々、時代屋と似ているように感じて、親近感がありました。
薄暗い店の中でもバーテンダーさんが輝いて見えました。
私もそんなバーテンダーになりたいと改めて思えるバーでした。
1日目を十分に楽しみ、2日目の早朝。
近くの市場「親港食堂」に海産物を求めて行く予定をしていたのですが、全く起きれず、、(苦笑)
気がつくと集合時間の30分前。急いで準備をして、ホテルをチェックアウトしたら、そのまま津貫蒸留所に向かいました。
見学は13:00からだったのですが、こちらも同様で、電車とバスで2時間以上かかるため、ご飯も食べずそのまま津貫蒸留所に向かいました。
到着すると、津貫蒸留所のシンボルマーク、連続式蒸留機の入った7階立ての建物が目に飛び込んできました。
ウイスキーの製造をしている建物は比較的新しく、焼酎を製造している建物は焼酎を作ってきた歴史を感じる、レトロな雰囲気でした。
蒸留所には、近くの川で生息しているカニや、山に生息してる蛇、イノシシなどかなりの生物が顔をだすようです。
動物もお酒を飲みたいのでしょうか、(笑)
海に抜ける場所、津に貫ける場所という意味で「津貫」となったそうです。
見学をしていると途中で、津貫蒸留所のジン「和美人」のボタニカルの前処理を行っている光景も見ることができました。
大量の柚子を、1つ1つ手作業で剥いており、漂う柚子の香りと共に歴史を感じました。
自然ゆたかでこだわりのある蒸留所でした。
その後は、鹿児島中央に戻り、食事をして飛行機で羽田空港に戻ってきました。
1泊2日で田舎の蒸留所を2ヶ所、移動が多く大変でしたが、すごく充実した研修旅行となりました。
いかがでしたでしょうか。
我々はこの経験を経て、よりよいバーテンダーになれる気がします。
皆様もぜひ、機会があれば鹿児島県へ。
現地ではレンタカーをおすすめしておきます、、、。
飲酒運転はダメ、絶対。
たまプラーザ店 高橋