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自家製ビーフジャーキー

ビーフジャーキーに限らずカクテルバー時代屋全店舗のグランドメニューの仕込みは統括キッチンにて一括して作り、配送するという形をとっています。

時代屋に入社して初めてビーフジャーキーを食べたときの印象は、やわらかくて、ジューシーですごくおいしいと思いました。それまでのビーフジャーキーのイメージは、ペラペラで、完全に乾燥していて、噛む程に味が出るスルメイカみたいなものだと思っていましたが、時代屋のビーフジャーキーは今までの自分が持っていたイメージを根底から覆す物でした。

「こんなジューシーなビーフジャーキーがあるんだ」 と。

それからしばらくして自分がビーフジャーキー作りを担当するようになってそのおいしさに納得しました。これほどの手間と労力をかけてやっとおいしい物が出来上がるのだと。

おおまかにビーフジャーキーの製造過程を説明致します。

まず、肉屋さんから届いた牛肉のかたまりを掃除(脂身などを処理する)して解体します。

その後塩を塗ってタレに漬けます。

丸一日つけた後、肉を洗って乾燥させます。


翌日に食べやすい大きさに切って、もう一日乾燥させます。

次の日に薫煙機に入れて仕上げます。

肉のかたまりからビーフジャーキーになるまではまる5日間。乾燥させる時間も含めると、時間にしてなんと80時間もかかっているのです。

時代屋のビーフジャーキーの裏にはこれほどの時間と労力とが費やされているのです。

時代屋に足を運んでくれたお客様から

「時代屋のビーフジャーキーはすごくおいしいよね。」

と言っていただいたら、それはもう最高にうれしい言葉です。
ビーフジャーキーを作る課程の労力などすべて吹き飛びます。
お客様に喜んでいただくことが、バーテンダーの喜びでもありますから。

まだ時代屋のビーフジャーキーを召し上がっていないのでしたら、これを期に是非時代屋に召し上がりに来て下さい。

きっと今まで持っていたビーフジャーキーのイメージが覆されるはずですから。