川崎店の中野です。2019年2月17日から3泊4日でグアムへ研修旅行に行ってきたので、そのご報告を。
個人的な話なのだが海外が初めてだったため、さらに言えば本州から出たことがなく飛行機にも乗ったこともなく数日前から少しそわそわしていた。
出発当日~現地到着!
営業後にそのまま空港に向かう予定だったのだが、財布を見失います…
お店を出ないといけない時間になり、見かねた先輩の片岡さんも探し初めてくれるとあっという間に見つけてくれた。
『お前が置きそうなとこくらいわかるよ』と。
惚れそうな気持ちを抑えながらアルバイトの大友と全力で駅に向かう。
案の定電車がホームに到着していたが辛うじて乗車することが出来た。
この研修旅行、何かあるなと思いつつ川崎を立つ。
初めての飛行機も特に不安もなく出発。
到着直前に旋回する際に機体が少し傾き、島全体と見たことのない青さの海が見え胸が高まった。
ホテルに荷物を置きとりあえず、繁華街まで歩いてみる。
レストランやショッピングモールが並びやはり観光客が多く賑わっている。
もう少し散策してみようと思い、バス通りを進んで行っていたところ、店長の長井から連絡があり社長、長井、大友と夕食をとることになった。
グアムでの初めての食事。
予想通り量が多い…
1週間いただけで丸くなりそうだ。
そしてビール、軽い…
たしかに水の代わりに飲めそうではある。
夕食が終わりそのままシャムロックというビールのタップ数の多さが有名なお店へ。
種類も多いので帰国までは困らなそうである。
前日はあまり睡眠時間もとれていなかったので1日目はほどほどにして終了。
2日目
今日は研修旅行のメインイベントがある。
が、その前に早めのランチをとるために前日に調べたピカズカフェへ。
歩いて向かったのだが思いの外距離がある。
そして途中にある急な坂。
マップを見ると『ハッピーランディングロード』というらしい。
気温も高く今の私にとっては全然ハッピーではない。
ちょっと愚痴を溢しながら何とか到着。
現地ならではのものと思いチャモロソーセージ&フライドライスをオーダー。
フライドライスとはいわゆるチャーハンだ。
実はこの段階で時間がかなり迫っている。
なのにやはり量が多い…
味わいつつ掻き込みつつ、さっと会計をすませてホテルまで走る。
さて、ギリギリ間に合い待望のメインイベント『 ISHII BREWING 』 の見学へ。
ここでは、日本の方がビールを作っている。
タクシーで向かったのだか、しばらくすると地下駐車場へ。
単純にここにタクシーを置いて少し歩くのかと思いきや、明かりのついている扉があった。
ISHII BREWINGに 到着であった。
・・・密造酒?なんて冗談を思いながら建物の中に入っていくとまず酵母独特の香り、そして次に目に入ったのが、壁一面に今まで訪れた人達のメッセージが書いてあった。
ここで作られているのはミナゴフという名やビール。
チャモロ語で幸福という意味でありロゴにはヤモリが描かれている。
グアムでは幸福を運んでくると信じられているようだ。
ビールは6種類。
・ペールエール
・IPA
・ホワイトIPA
・グリーンティーIPA
・ジューシーIPA
・スモークポーター
各々が自分の飲みたいものをオーダーするも互いにシェアし6種の試飲を完了。
ちょうどビールの製造中ということでお話を伺いながらその過程や使用する麦芽などを見学させていただいた。
丁寧な説明や美味しいビールをありがとうございました。
ただし、日本に輸出する予定はないということなので直接グアムまで行って飲んできましょう。
メインイベントが終わり夜の食事会までまた散策をしつつ初めての実弾射撃をしたりするも、なかなか中心には当たらず…
ここでふと不安がよぎる。
明日は最終日、丸一日が自由時間だけども、やりたいことがもうほとんどないのではないか…
このままではとく何もなく終わってしまう…
さすがに最終日を一日中散策で過ごすというは…
『何かありそう』とはなんだったのか。
ということで、少し興味のあったスキューバダイビングのプランを検索を開始。
いろんなプランを見ているうちに時間になったので、食事会のステーキ屋さんへ。
ロブスターとステーキが一緒のプレートをオーダーし美味しく頂いた。
お肉の量は重量が書いてあったので、初めて予想通りの量がきた。
お肉は…だ。
付け合わせのマッシュポテトが想定外だった…
多い… 高密度…
が、残すのには抵抗があり食べてしまう。
グアムに来てから常に満腹状態だと思う。
一度、ホテルに戻り再び街へ出る。
ここで溝の口の飯塚から連絡があり合流。
ふらっと逆バンジーでグアムの夜空に打ち上げられてから安定のシャムロックへ。
ビールを飲みつつ、こちらに来てからほとんどウィスキーを飲んでいなかったのでこの日はスコッチも頂いた。
海外だからだろうか、やはりなかなか見ないボトルもありいろいろ試したいが明日はスキューバダイブ…
ここで結局予約してないことを思い出す。
仕方ないので明日の早朝に当日予約をとる方針に切り替えた。
3日目
とりあえず起きてすぐにホテルのロビーで当日予約が可能なプランを探してもらい、何とか昼過ぎの空きを見つけることに成功。
大友にも声をかけていたので二人で行くことになった。
そして時間になりホテルの前で迎えを待っていると、それらしき車がきて人が降りてくるもそのままホテルへ入って行く。
嫌な予感がしつつ待っていると『中野さーん、いますかー?』と呼ばれ、立ち上がると先ほどホテルに入っていた人だった。
改めて名前を確認されるもとても驚かれている様子。
「その格好で行くの…?」
何となく思っていたが、我々の服装がこれから海に行くような格好ではなかった。特に大友、かっちりスーツと革靴である。10年以上やっていてこんな格好できたのは初めてだと。
そりゃスルーされてしまいますよね。持ち物に関して全てレンタルという表記があったので、本当に何も持っていかなかった。本来はウエットスーツの下に着る水着やタオルくらいは持って行くそうだ。
我々がどうしたかはご想像にお任せします。
海岸に着くと、ウエットスーツに着替えボンベを背負う。
海に入りまずは手信号や呼吸の仕方を習い、魚の餌を渡されいざ海中へ。
少し潜るだけでも鼓膜が圧迫されるので耳抜きをしていく。
また深く潜るとまた圧迫されるので耳抜きをするというのを繰り返す。
毎日のように潜りにきた人が餌を与えているからだろうか。海岸からあまり離れていないのにも関わらずたくさんの魚が生息しており寄ってくる。餌を撒き始めると視界が魚で遮られるほどだ。
ダイビングのライセンスを持っていないため、あまり深くは潜れないのだが、これはぜひライセンスをとって改めて潜ってみたいと思えるほどだった。
びしょ濡れのままホテルに戻りシャワーを浴びてまた出かける。
近くのバーで長井さんと待ち合わせをし大友とも合流し、買い物と夕食を済ませまたホテルのバーで一杯。そしてグアムの最後の夜ということで、クラブに行ってみようということに。
ここも日本人が半分以上占めていたと思う。
途中溝の口店の人たちも合流。
特に何か期待していたわけではないのだけど、別に初の海外のクラブだからって何かあると思っていたわけではないのだけど、純粋に音楽を楽しんでホテルに戻った。
ホテルへの帰り道に反省会を開いていたのは秘密。
ここで得た教訓は「仕掛けは素早く」である。
最後の日
翌日の朝、最後の散策をして時間になり空港に向かった。
本当にあっという間の3泊4日だった。
ブリュワリー見学を含め新しい体験も多く出来た。
お酒以外の経験も仕事にいかせていければと思う。
心残りはちゃんと天体観測できなかったことだろうか。時期的に南十字星なども見えたはずなのだが初日以外は雲が多く断念していた。
これはグアムに限らず次回の宿題ということにしておこう。