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須貝の余市蒸留所研修

皆様こんにちは。

余市蒸留所研修2日目は溝の口店須貝がお送り致します。

私たちは初日に聞いた温泉に向かうべく、一路定山渓温泉へバスで向かいました。

雪道の中走ること1時間半。

バスを降りると札幌市内よりも寒く、冷たい風がささる環境でした。

いくつかある温泉の中で向かったのは章月ホテル。和風で落ち着いた雰囲気で、静かに入れるという情報通り、後輩の森君とで貸切でした。

これは一杯やるしかない!(笑)

入浴前にサッポロのclassicを4本買い、露天風呂に浸かりながら周りの雪でビールを冷やす…………プシュッ!!

雪見酒は格別!
と、その時露天風呂の扉が開く音が!
掃除のおばちゃんである。
自分たちを見るなり、「今ヤバい酒がバレると思ったでしょ?(笑)」
間髪入れず、「どこから来たの?」と質問責め。
10分、15分ひたすら一人で喋るマシンガントークは大阪のおばちゃんのようである(笑)

2日目の夕食は寿司にしようと森君と決めていたので、おばちゃんにいくつか教えてもらい、小樽まで行くことにした。

ゆっくり1時間半ぐらい湯につかり、ビールを堪能したあと、後ろ髪を引かれる思いで定山渓温泉をあとにした。

札幌行きのバスを待つ間、古い商店を覗きました。最初バスを降りた時から気になっていたお店です。

ガラガラっと引き戸を開けると右奥にお酒のボトルが並んでいます。
(-_☆)キラーン

目に止まったのは、2つ前のターキー8年と古いコアントロー。他にもないかと棚から倉庫から探す探す(笑)
見つけました「北海道12年」。
終売になってから見かけなかったが、箱に入った状態で2本残ってました。
北海道2本とターキー8年を自分への土産に買い、バスに乗り札幌から小樽へ向かいました。

小樽には18:30ぐらいに着きました。

アーケード街は閑散としてましたが、やたらと居酒屋とカラオケ屋さんのネオンが目立ちました。

目的の寿司屋「魚真」さんは駅から徒歩5分ぐらいで、比較的すぐ見つかりました。
中へ入ると背筋がピンッとなりました。
10席ぐらいのカウンターですが、中の職人さんが5人もいます。両脇にメインの職人さんがいて若い職人さんを挟んで黙々と魚を盛り付け、寿司を握ります。
最初に瓶ビールを頼み、焼き物で小樽でしか捕れない蛇のような白身魚のハッカクを塩焼きで頂きます。うむ!美味(笑)皮は鱗が固かったのですが、バリバリと全部食べたら、職人さんに「皮も食べたんですか!?」とビックリされました。
あぁ、皮は食べない魚なのね…と一つ勉強(笑)

周りのお客さんに気を遣いながら、上の人の作業を必死に目で追い、丁寧に料理を提供する。まるでバーテンダーを見ているようでした。

仕事へのストイックさ、ホスピタリティ、味へのこだわり、雰囲気づくりは我々バーテンダーと相違ありません。

ちなみに、あまりにも魚や一品料理がおいしかったので、森君と2人で田舎者のように「おいしい!おいしい!」と話していたら、土瓶蒸しまでサービスしてくれちゃいました(笑)

魚真さんはサービスも味も最高でした。北海道へ来たらまた必ず寄ります。

さて、朝からビール呑んで、温泉入りながらまたビール呑んで、寿司を食べながら日本酒呑んで、いい感じになったところで札幌へ再び戻り、BAR YAMAZAKIへ!!
(森さんのブログへ続く)

本当に実のある研修でした。
機会があったら皆様も余市、小樽行ってみてください。
それでは須貝からでした!

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