蒲田店をご贔屓下さっている、飯田 旬様の声をお伝えします。

(公開:2003/12/26)


『時すらも流れを止めるそんな場所に』

時間を忘れて独りで酒を飲みたいと思ったことはありませんか??

我々現代人は時間に縛られがちで、朝、起きた時から日常生活という慌しいレースの火蓋が切って下ろされます。

『 起床・仕事・帰宅・就寝 』

この4つの言葉に象徴化される単純な生活の連続は次第に精神を疲弊させ景気低迷、失業率の逓増に特化した様々な社会的不安が更に追い討ちをかけます。

そんな時私は日常を忘れて独りで酒を煽りたい衝動に駆られ足を運ぶのは時代屋蒲田店なのです。

蒲田駅西口の雑踏から少し離れた一角にその店はあり、派手な看板も無く大衆居酒屋とは違うぞと言わんばかりの孤高な佇まいが非常に愛しく店内に入ると優しげなジャズと見知ったバーテンさんのお帰りなさいの一言にいつも嬉しくなります。

いつもの席に座り、美味い酒を飲む。

嗚呼なんて幸せな事か!!

非常に早く流動する世の中に対し、いつもと変わらない空間が此処にはあり、それが安心感と充足感を与えてくれいつからか私のとても大切な場所になっていました。

此処に通い出してどの位の月日が流れただろうか定かには覚えてないが、楽しい時・つらい時、いつも時代屋で過ごして来たような気がします。

そんな時代屋に今宵も乾杯!!

そしてこれからもよろしく。

Ps/蒲田店の時計は、ただいま故障中。いつも6時5分を刻んだまま止まっています。

世の中の情勢などお構いなしと言わんばかりに私はこれがまた嬉しい。

Ps2/ 前々回、お客様のコラムをお書きになった プーのクマさん 様 へ

最近、会ってないね、元気?? また近いうち飲みましょう!!
もちろんお互いのホームグランドである『時代屋』にて 

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